12月25日(金) 令和2年度特別支援教育地域支援事業研修会
2021年1月4日 13時25分愛媛県立子ども療育センター作業療法士の田内広子氏、篠森麻衣子氏を講師にお招きし、「感覚に問題のある児童・生徒への支援―感覚統合の視点から―」という演題で、感覚統合の面から、自立活動(環境の把握)を考える際に参考となる、実態把握や具体的な支援方法についてご講演いただきました。感覚統合は、外界やからだの様々な感覚情報を子どもの状態に合わせ、適切に調整しながら提供することで、脳の情報処理機能が組織化されることを促し、子どもの成就感(やった!)や達成感(できた!)という適応反応を導き出すものです。児童・生徒一人一人と丁寧に関わり、理解を深め、ほどよい挑戦や成功体験で終わるような場・授業・環境を作っていけるよう、研さんを積み重ねたいです。子どもの自発性や気付きを大切にするため、教員が待つ(見守る)ことを大切に実践していきたいです。
会場は総合科学博物館多目的ホールをお借りし、本校の教員だけでなく、地域の保育園・小・高等学校・関係機関・県内特別支援学校からもご参集いただきました。特別支援教育についての専門性を高めるとともに、連携を深める研修会となりました。