ICT活用に関するオンライン研修を行いました。
研修では、「将来像を見据えたICT活用について」という内容で、就労に向けた技術と社会性の向上を目的とするICTの活用方法について、株式会社フェローシステム 障害福祉事業部 南 隆太様より御講演いただきました。ICT関連の就労先で活躍されている方々のケースを聞いたり、導入事例も兼ねて紹介いただいたアプリの活用方法を学んだりさせていただきました。
児童生徒がICTに触れる機会を作ることで、生徒自身の能力の向上だけでなく、進路先での活躍の可能性を考えるきっかけとなる貴重な研修となりました。
今回は、「事務所清掃①」と「文字入力」について紹介します。
「事務所清掃①」では、ダスタークロスを用いた掃き掃除、水拭きモップを用いた拭き掃除、黄・白タオルを用いた机拭きを要領よく行ないます。たくさんの手順を覚えることがまず大変な種目です。それぞれの道具を安全に取り扱い、効率的に作業を進める必要があります。
「文字入力」では、パソコンのワープロソフトを用いて文字を打ち込みます。500文字近くある問題文を、10分間で正確に再現する種目です。一つのミスごとに減点される採点方式なので、速さと正確さを両立させる必要があります。生徒たちは時間や緊張感と闘いながら、集中してタイピングを行います。
受検生15名は夏季休業中も登校し、暑い中練習をがんばりました。当日は張り詰めたような静寂の中、緊張感と闘いながら検定に取組みました。
検定終了後は、練習の成果を発揮できたと笑顔の生徒もいれば、力を出し切れなかったと肩を落とす生徒もいました。それでも、目標に向かって頑張り続けた全員に、心からの拍手を送りたいと思います
8月4日(木)・5日(金)、県生涯学習センターおよび総合教育センターにて「第17回愛顔のえひめ特別支援学校技能検定」が開催されました。
本校から参加したのは、清掃サービス部門「事務所清掃①」、情報サービス部門「文字入力」、販売実務サービス部門の「商品化」「運搬・陳列」の計3部門4種目です。
まずは、「商品化」と「運搬・陳列」について紹介します。
「商品化」では、スーパーの青果部門のバックヤード業務を意識した作業を行います。不良品を取り除きながら、野菜を指定された範囲の重量になるよう調節して袋に詰めます。手洗いも含めてかなり厳しい制限時間の中、効率の良い方法を考えながら作業を進めていきます。
「運搬・陳列」では、同じくスーパーのバックヤード業務の、飲料の品出し・前出し業務を中心に行います。賞味期限を確認しながら、お客様から見て見栄えの良いように棚に並べます。作業途中で顧客対応の場面もあり、普段は使わない接客用語を含め、手順を整理して覚える必要があります。
ICT活用に関する研修をオンラインで行いました。
第2回の今回は愛媛大学教育学部教授苅田知則先生から「児童生徒の障がい特性を考慮したICT活用方法」という演題で、障がいのある子どもが活用できるアプリや支援機器の紹介、ICT活用の事例紹介などをしていただきました。実際に端末を操作したり、活用している動画を視聴したりして理解を深めることができました。
ICTを活用するのが目的にならないように、児童生徒のライフスキルが向上するためにICTを活用できるよう準備していきたいと思います。
8月4日・5日に開催された県技能検定に参加した様子が愛媛新聞に掲載されました
緊張しながらも、みんなよくがんばっていました!
2022年8月5日付愛媛新聞(掲載許可番号:d20220805-01)
7月28日、中学部体験学習を実施しました。新居浜市、西条市の小学校6年生の児童、保護者、教職員等関係者24名が来校し、作業体験や施設見学などを行いました。
体験学習の布工班では、さをり織りをしました。
他にも、工芸班ではビーズの飾りがついた写真立てを作ったり、リサイクル班では牛乳パックの解体や空き缶つぶしを体験したりしました。皆さん最初は緊張した様子でしたが、次第に慣れ、楽しんでそれぞれの作業学習に取り組んでいました。
8月1日に新居浜特別支援学校と、地域の複数の小・中学校、県立学校をオンラインでつないで、合同の研修会を開催しました。愛媛大学大学院教育学研究科 特定准教授 熊野みき氏より、「登校を巡る心理学的理解と支援について」という演題で講演していただきました。
文部科学省の調査結果を踏まえた不登校の現状や、特別支援学校における不登校の現況と対応を中心にお話を伺いました。その中で、目の前の子どもを正しく理解し、積極的な関わりを持ちながら見守るといった「待つ」と「関わる」を両立した対応や支援の大切さを強く感じました。また、初期対応で重要なことや外部機関につないで連携すること等も学びました。質疑応答では、参加者の質問に対して、経験を踏まえ具体的に回答していただき、とても有意義な研修となりました。
熊野先生をはじめ、関係したすべての先生方に感謝申し上げます。研修会で学んだことを今後の教育活動に生かしていきたいと思います。
ICT活用に関するオンライン研修を行いました。
研修では、「グーグルクラスルームの仕組み・活用」という内容で、授業におけるクラウドサービスの活用方法などについて、株式会社ユイ・システム工房 瀧本則隆様よりご講演いただきました。先生方がそれぞれ一人一台端末を用いて、課題の受け取りから、提出するまでの過程を実際に行うことで、児童生徒がサービス上でできることを把握しました。
デジタルでの教材作成および授業での活用の利点を知り、アナログとは違った教育活動の充実性を学ぶ貴重な機会となりました。
令和4年度第1学期終業式が行われました。コロナ禍での実施ということで、オンラインでの開催になりました。全校の児童生徒は学級に分かれての参加です。壽海校長先生からはあいうえお作文で夏休みの過ごし方についてのお話がありました。児童生徒代表挨拶では、1学期、楽しかった宿泊学習の思い出と、2学期に頑張りたい運動会についての発表がありました。
暑い夏休みになると思いますが、皆さん体調に気を付けて元気に過ごしましょう。2学期に笑顔で会えるのを楽しみにしています。